太陽光発電・オール電化施工・太陽光パネル販売
有限会社 東西

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太陽光をご導入される前に

太陽光のことをよく知った上で導入しましょう!
太陽光システムを導入したけど上手く発電しない、売電したいのにできない、などのお声をよくいただきます。太陽光発電には、パネル自体の性能はもちろん、ご自宅の周辺環境や電力会社の動向などが影響します。

太陽光発電のしくみ

太陽光は、簡単に表すと下記のようなしくみで動いています。

太陽光発電のしくみ

  1. 太陽電池モジュール(パネル)に太陽光が当たると、モジュールの中の電子が動き、直流の電気が発生します。
  2. 電気が接続箱を通って、パワーコンディショナーによって家庭で使えるよう交流の電気に変換されます。
  3. 変換された電気が分電盤を通り、屋内の電化製品に届きます。
  4. 使われず余った電気は送電線を通って外に出て、変電所からやってきた電気と合流し、近隣のご家庭などで使用されます。※電圧抑制がない場合

導入前に知っておくべきこと

①太陽光の電気を使えるのは「昼間」だけ! 夜はどうするの?

夜は、太陽光発電の導入前と同じく、電力会社から電気を買う(買電する)必要があります。太陽光発電システムでは電気を溜めることができないからです。

メモ蓄電池を使えば良いのでは?

売電メインで考えるなら見送りましょう。
蓄電池はまだ価格が高く、工事費込みで100万円程の費用がかかります。また家庭用蓄電池(リチウムイオン電池)は、技術開発で長寿命化しているとは言え5~6年程度で寿命となり、寿命が近付くほど電気のロスも増えてゆきます。
更に、蓄電池の容量が大きいものになると、いわゆる「ダブル発電」と認定され、売電した際の買取価格が通常より下がります。


②5.0kWのモジュールで5.0kWの電気は作れない!?

メーカーが宣伝している数値は、モジュールを理想的な環境に設置して最大限発電できた場合の理論上の数値となります。実際に太陽光システムで作られた電気は色々な要因でロス(損失)していきます。

1.モジュールでのロス
モジュールは熱に弱く、10℃上がるごとに0.5%発電効率が落ちていきます。メーカーの公称出力数はモジュールの温度を25℃とした場合の数値ですが、実際の温度は50℃、60℃にもなります。九州や沖縄のような高温になりやすい地域より、実は北海道などの涼しい地域の方が効率よく太陽光発電できます。
また、表面に汚れがあるとそもそも太陽光が入ってきにくくなるので、花粉や黄砂の季節は注意が必要です。
メモ施工業者選びが大事

モジュールの角度が正確に設置されれば、日常的な汚れのほとんどは雨で流れていきます。設置技術がきちんとあり、メンテナンスサービスを行っている業者を選びましょう!

2.パワーコンディショナーでのロス
「パワーコンディショナーの変換効率95%」という記載をよく見かけますが、これはコンディショナーで直流の電気を交流にする際に5%の電気をロスします、という意味です。
3.屋根の向きによるロス
モジュールの設置は南側が理想的です。東西に設置すると南に設置した時より15%程発電量が下がります。北側への設置は発電しない上、住宅密集地では近隣トラブルが発生する可能性があるので、してはいけません。
メモ太陽光パネルでご近所トラブル!?

屋根の北側にパネルを設置すると、パネルに当たった太陽光は下向きに反射し、すぐお隣にお家が建っていた場合にはちょうど2階の窓に入ってしまいます。この反射光による訴訟が実際に起きており、設置者が撤去せざるをえなかった事例があります。

設置場所は慎重に!
当社の名前は「東西」ですが、太陽光パネルは「南」に置くのが理想なんですね。ここ、大事です!

③電気が売れない! その様々な原因とは

太陽光導入のメリットとしてどのホームページでも大きく取り上げられるのが「売電」です。しかし、設置場所の周辺環境や時間帯などによって、売電が上手くできないことがあります。

1.周辺環境が原因で起こる電圧抑制
休日などで周辺の会社が休み・近隣で太陽光を導入している住居が多いなどで周辺地域で電気が余り気味であったり、変電所からかなり遠いなどの理由で、建物と繋がっている送電線の電圧が高まることがあります。すると電気がパワーコンディショナーから電線に流れていかなくなり、結果的に電気が売れなくなります。
対処法まずは電力会社へ問合せ

電力会社に電圧を下げる対応をしてもらえる可能性があります。その他、施工業者に依頼してパワーコンディショナーの電圧を上げてもらうなどの方法がありますが、ご自分の判断で機器の設定の変更などはしてはいけません。

2.配線の不具合で起こる電圧抑制
建物内の配線に無駄があったり、適切でないケーブルが使われてしまうと、やはり電圧が高まって電気の流れが抑制されてしまいます。当社では、このようなことがないよう、施工後の確認を厳重に行っております。
対処法すぐに施工業者に連絡を

この場合不備があったとしても、施工直後から現象が発生するため、原因に気付かず放置してしまうことがあります。こまめにモニタを確認し、電圧抑制が頻繁であったり規則的でない場合はすぐにご連絡を。

3.電力会社による買取中止
2014年10月以降、電力6社(北海道、東北、関西、四国、九州、沖縄)が相次いで電力買取の中止を発表したことが大きな話題になりました。これは太陽光発電を導入する人の急増により、送電網の容量を超えた電気が送られ、電気の安定供給ができなくなる懸念があったためです。
なおこの対応は、まだ発電を始めておらず、かつ容量10kW以上の設備が対象でした。住宅向けの10kW未満の設備が今後対象になる可能性は低いと見られますが、ある程度制限が付く可能性はあります。
※沖縄電力だけは容量問わず全ての設備が対象

④電気の買取価格は今後どんどん下がる?

売電は2012年から始まったFIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)という制度によるもので、太陽光発電の普及率を高めるために実施されていますが、買取価格は年々下がっています。

再生絵可能エネルギー 固定価格買取制度 価格の推移

これは、太陽光発電の普及率が上がることで国内の太陽光発電の発電コストが下がるためです。ちなみに制度開始時点での42円/kWhは、海外の基準では破格と言える高値で、現在は適正価格に近付いている状態です。売電収入をメインに考えるのであれば、今後買取価格が下がっていくことは確実なため、導入は早い方が望ましいでしょう。

今が太陽光発電の転換期かもしれません。
2012年以降起こった太陽光バブルも落ち着いてきています。太陽光発電の本来の目的「日本のエネルギー自給率を上げる」「CO2削減量を減らす」に目を向け、数年後に手にするお金のことも考えつつ、エコでクリーンな日本の実現に一役買えれば素敵ではないでしょうか?

東西だからできること!

高い施工レベル
2006年の創業以来、施工実績3000棟。多い時では月50件の施工をこなしております。いずれもスピーディかつ丁寧な作業で評価をいただいております。4時間程で全ての工程を終えるほど作業が速いため、工事代金も他社様より多くいただきません。
太陽光への情熱
代表の平沙は創業以来常に現場に出て、社内の誰よりも多くの太陽光設置の現場を見てきました。職人としての技術を常に磨き続け、取得したID(認可を受けたメーカー)は15社以上に上ります。
アフターサポート
太陽光パネルは設置してからが本番です。日常的な塵や埃は雨で流れていくよう設計されていますが、花粉や黄砂などの季節的な汚れは清掃が必要です。当社では設置後、3年に1度、ご連絡を差し上げてから清掃に伺っています。また、思ったより発電しない…などの疑問やご相談も随時受け付けております。